入学までにできるようにしておこう!
就学時健診を済ませ、小学校入学へ向けての準備が進んでいるけど、うちの子マイペースなので小学校に行ってからついていけるかちょっぴり不安・・・
小学校に行くまでに何か準備をしておいた方が良いかしら?
教えてぴょんこせんせい
入学準備!というと、必要なものを揃えることに夢中になりがちですが、子ども自身の準備も必要になります。
直前で慌てないように、また、安心して小学校にいくことができるように日頃から準備していきましょう。
安心して小学校へ通うことができるように・・・
秋から冬にかけて行われる小学校就学時健診や入学前説明会などでは、小学校に入るまでにできるようにしておいて欲しいことについての説明があると思います。
小学校に入ると、授業を受けるために早寝早起きが必要になるのはもちろんですが、着替えや支度などを全てひとりでできるようにならなくてはいけなかったり、学習に必要な態度も身に付けていなくてはなりません。
入学してから急に始めようとしてもなかなか身につくものではありませんが、日頃から無理なく準備を始めて身につけておけば、子どもも戸惑わず、小学校入学の心構えをすることができるようになっていきますので、今のうちから準備をしておきましょう。
できるようにしておきたい事とは?
小学校入学までにどのようなことができるようになっていたら良いのでしょうか?
学校の説明における「小学校に入るまでにできるようになっておいてほしいこと」とは、大きく分けて「生活習慣」と「学習の基本」になっています。
それではどのような内容なのか、それぞれ具体的に説明していきましょう。
生活習慣
基本的な生活習慣を身につけさせるために、日頃の生活を今一度見直してみましょう!
早寝・早起きの習慣をつける
学校が始まると、朝早く起きて学校に行き、午前中から授業を受けるようになります。
小学生1年生にとって必要な睡眠時間は9〜10時間です。睡眠が足りないと脳の活動が十分に発揮できず、授業に集中できなくなってしまいます。
また、脳が効果的に動くまで、起きてから2時間かかると言われています。
夜は早く寝かせ、朝は授業が始まる2時間前までには起こして、安定した状態で授業を受けることができる生活リズムを作りましょう。
食 事(自分で!決められた時間内に!朝食もしっかり!食べられるようにしておく)
食事に関して、次のことができるようにしておきましょう。
◎自分で食べられるようにしておく
学校での給食を食べるために、自分で全部食べられるようになっていなくてはいけません。ジャムの袋を開けたり、袋からストローを出したり、プリンのフタを開けたり、みかんの皮を剥いたり・・・ついママがやってあげてしまいがちですが、自分で食べるものは自分で食べられるようにしておきましょう。
◎決められた時間内に食べられるようにする
学校では給食の時間が決まっています。配膳を終え、実際に食べる時間は20分ほどの学校が多いようです。普段、家庭の食事でのんびり食べていると、給食時間に食べ終えることができなくなってしまいます。家庭ではテレビを消すなど、集中して食事ができるような環境作りをして、じっくりと食事に向き合って食べることができるようにしておきましょう。
◎朝ごはんをきちんと食べる
朝ごはんは毎日きちんと食べるようにしましょう。朝ごはんは午前中の脳や身体のエネルギー源とな理、目覚めの促進にもつながります。逆に朝ごはんを食べないと、脳のはたらきが悪くなり、集中力の低下や、体を動かしづらいなどの症状が現れますので、しっかりと朝ごはんを食べる時間を確保し、習慣化していきましょう。
身の回りのことを自分でできるようにしておく
身の回りのことがひとりでできているか、確認をしてみましょう。
◎トイレを済ませることができる
・排泄・排尿後の処理がひとりできちんとできていますか?
・和式トイレを使うことができますか?
学校によっては和式トイレを使用しているところがあったり、行事で出かける遠足や社会科見学先などでは和式トイレしかない場所もあるかもしれません。家庭では洋式トイレが主流になっていますが、和式トイレのある場所を見つけて使えるようにしておきましょう。
◎手洗い・歯磨き・洗顔ができる
・水まわりの身支度ができますか?
日々寒くなってきて、水を使うのが億劫になってしまいがちですが、どれも大切なことです。子どもがきちんとできているかを改めて確認し、直しておくところや足りないところがあれば、今のうちに直しておきましょう。
◎衣服の着脱ができる
・ボタンの掛け外しができますか?
・ヒモを結ぶことが出来ますか?
・衣服をたたむことができますか?
小学校では、体育の授業や身体測定などでひとりで着替える機会が増えます。スムーズに着替えることができるようにしておきましょう。また、脱いだ衣服をそのままにしておくのではなく、きちんとたためるようにしておきましょう。
あいさつをできるようにしておく
あいさつをするだけで、自分も相手も良い気分になりますね!あいさつは、社会で生活をするための基本となりますが「きまりだからあいさつをする」と渋々するのではなく、あいさつをすると気持ちが良いんだということを知り、家族だけでなく、友達やご近所さんなど、外に出ても自然にあいさつが口から出るようにしておきたいですね。
物の管理ができるようにしておく
小学校では、筆箱・お道具箱・ランドセルなどの準備を自分で行い、管理をしていかなくてはなりません。
ランドセルの開閉や筆箱、道具などの開閉の方法やの準備の仕方を練習しておきましょう。
物を大切に扱うこと、必要なものや足りなくなりそうな物はないか管理すること、そして、自分の持ち物がわかるように、片づける位置を決めたり、記名してある場所を覚えておき、自分のものがどこにあるかわかるようにしておきましょう。
学習の基本
学習に必要な基本とはどのようなことなのか、次のことについてチェックしてみましょう!
ひらがなの読み書きについて・・・
小学校の説明では「自分の名前をひらがなで読むことができるようにしておきましょう。」と言われるのが一般的です。
「え?ひらがなの読み書きを教えておかなくて良いの?」と思いますが、小学校としては入学してから読み書きを教えるので、無理に教えておかなくても良いと言う場合が殆どなのです。
しかし、入学前から読み書きのできる子が増えているのも事実で、授業ではあまり時間をかけずに進んでしまう場合もありますので、ある程度の読み書きができるようにしておいた方が安心です。但し、無理強いはNG!子どもが興味を持ったときのタイミングで、正しく教えてあげましょう。
数字について・・・
小学校の説明では「10まで数える事ができるようにしておきましょう。」と言われると思います。
小学校に入る前に足し算・引き算のできる子も増えていますが、そこまでできていなくても日常的に身近なカレンダーや時計などで数字に触れさせてみましょう。
また、算数で「時間・時刻」の授業がありますが、時計をみながら授業が行われたり、「〇〇時までに□□しておくように」などの指示も増え、時計が身近になりますので、時計が読めるようにしておくと安心です。
授業を受けるための態度について・・・
落ち着いて授業を受けることができるよう、45分間きちんと座ること。そして、話を聞くことができるようにしておきましょう。
また、人前でも恥ずかしがらずに話ができるようになることも大切なことです。大勢の前で発言することを恥ずかしく思ってしまう子もいますが、自分の思いをきちんと伝えられるように
集団生活をすることについて・・・
学校では、集団で生活するために様々な係活動があります。中には自分のやりたくない係に当たってしまい、我慢をしなくてはいけないとうこともあるでしょう。家の手伝いなどをして、自分に与えられた役割を責任を持ってやり通すことができるようになることも大切なことです。
まとめ
子どもにとっての小学校入学は、夢や希望に胸が膨らむと同時に、今までとは違う生活が待っている緊張もあります。入学までに子ども自身の準備をしておくことは、不安を軽減することにつながります。しかし、無理をさせてしまうとかえってプレッシャーを与えてしまう事になりかねません。子どもに負担のないよう、日頃から少しずつ準備をしていきましょう。
子どもにとっての小学校入学は、夢や希望に胸が膨らむと同時に今までとは違う生活が待っているという緊張感もあります。
入学までに子ども自身の準備をしておくことは、不安を軽減することにつながります。しかし、無理をさせてしまうとかえってプレッシャーを与えてしまう事になりかねません。子どもに負担のないよう、日頃から少しずつ準備をしていきましょう。
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